2023.04.24 - Mon
【冷えは不妊の大敵!】妊娠体質は36.5℃から!体温を上げる方法6選!
福岡県春日市にある
自律神経・妊活専門整体院PRANA
院長:森部瑛二です。
妊活初心者が、当院の連載ブログを読むだけで、誰でも簡単に妊娠できるようになって欲しい!と思って書いています。
連載ブログ【妊活初心者必読記事:パート2】
今日のテーマ
「妊娠体質は36.5℃から!体温を上げる方法6選!」です。
妊活で体温を高く保つことは、妊娠しやすい体質になるための条件として、凄く大切になります。
それは、以下の素晴らしい効果があるからです。
- 卵子の質を上げられる
- 全身の細胞を活性化させられる
- 腸内環境を整えることができる
体温を上げるだけで、こんなにもすごい効果を得られるので、妊活を成功したい!と思っている方は、ぜひ取り組んでみて下さい。
今回の記事の内容では、
- 体温が高いと、卵子のミトコンドリアが活発になり、「卵子の質が上がる!」
- 体温を上げるだけで、妊活にはメリットばかり!
- 低体温は不妊になる。
- 女性の理想体温は、腋窩体温36.5℃以上!
- どうしたら体温が上がるのか?
- 体温を上げる方法
- まとめ
体温が高いと、卵子のミトコンドリアが活発になり、「卵子の質が上がる!」
妊活を成功させるためには、
「卵子の質」が重要です。
この「卵子の質」は何によって決まると思いますか?
それは、卵子の中に含まれる「ミトコンドリア」によって決まります。
ミトコンドリアは卵子の成長を促すために莫大なエネルギーを生み出す発電所です。
このミトコンドリアの出す莫大なエネルギーによって卵子は、
①卵子成熟
⇩
②受精
⇩
③胚発育
⇩
④着床
⇩
⑤胎児成熟
この順で、卵子を成熟・成長させることができます。
そのため、卵子内のミトコンドリアの活動が活発であれば、卵子を積極的に成長させることができ、
結果として、
「質の高い卵子」
「妊娠しやすい卵子」に、
させることができます。
逆に、このミトコンドリアが十分に働かず、卵子がしっかりと成熟しない場合は、
卵子の発育不全が起こり、
- 卵子が育たない
- 分化異常の卵子
- 受精しない卵子が
できてしまい、結果として「不妊症」になります。
妊活には凄く大切なミトコンドリアですが、実は冷たいところが凄く苦手。
つまり、低体温の体だとミトコンドリの働きが弱くなります。
昔から不妊の原因は「冷え」にあると言われていますが、これはミトコンドリアの働きが悪くなるからです。
それでは、どれくらいの体温であれば、ミトコンドリアの活動が盛んになるのか?
一般的にミトコンドリアが活動するには、深部体温が37.5度以上と言われています。
この「ミトコンドリアが喜ぶ温かい体内環境を作ること」が、妊活を成功させる重要ポイントです!
高齢出産においても、「卵子の質」が凄く大切です。
まずは、体温を上げるところから妊活を初めてみましょう♪
体温を上げることは、妊活・健康にはメリットしかありません!
体温を上げることは、妊活において授かりやすいの体づくりには凄く大切です。
体温を上げることは、
以下のような効果があり、
- ミトコンドリアが活性化する
- 腸内・子宮内環境の改善
- 全身の細胞に酸素と栄養が巡る
「妊娠のためにできることの1つ」として、ぜひとも取り組んでいただきたい項目になっています。
体温が低いと、体の全細胞が働きにくくなり、結果として不妊になる。
不妊にお悩みの方の多くに、
以下の症状が多く見られます。
- 便秘
- 冷え性
- 生理不順
- 頭痛
やはり、これらの根幹にあるものが「低体温」です。
これは低体温で全ての細胞が働きづらくなり、免疫力だけではなく、各臓器の機能の低下によってさまざまな症状が出現します。
低体温が不妊における
大きな原因になる理由は、
- 血流が内臓に循環されない
- 栄養が全身に運ばれない
この2つが妊娠しづらくしてしまう大きな原因となります。
<なぜ、低体温になるのか?>
もともと、女性は男性に比べて筋肉量が少ないため、体の構造上、体から作られる熱生産が少なく「低体温」になりやすい傾向にあります。
だからと言って、女性全員が低体温であるかと言うとそうではありません。
低体温の原因は、色々な要素が複雑に絡み合っているため、一概にこれ!というのは断定的にお伝えすることが難しいですが、
以下の要素が「低体温」を引き起こしている可能性が高いです。
- 運動不足
- 不規則な生活
- 過度なストレス
- 砂糖の摂り過ぎ
- 水分不足
- 自律神経の乱れ
当院の妊活整体では、お客様とのカウンセリングやチェックシートから上記の内容を中心に、
お客様に応じた「生活習慣」のアドバイスを行い、「高い体温を保つ」身体作りを行っています。
体の機能が発揮される理想の体温は、腋窩体温36.5℃以上から!
妊活のために重要なのは、
「血液の温度」が大切。
血液の温度が分かる方法は、
脇の下で測った体温が36.5℃以上あれば、血液の温度は38℃前後になります。
女性の体が最も妊活に適した
体温としては、
・低温期が36.5℃以上
・高温期は37℃前後
となるため、日頃から腋窩体温で36.5℃以上になるように妊活を行うことが理想です。
・水分摂取
・運動
・食事
・生活習慣
・整体
この5つを意識して生活すると、基礎体温上昇と血液の温度上昇を行うことができ、
妊娠しやすい条件が
少しずつ整ってきます。
体温を上げるには2パターン!内側からか、外側から体温を上げる!
主に体温を上げるためには、
2パターンの方法があります。
- 体本来の熱生産量を上げる方法
体の内側にある熱を生産させる力を付ける方法です。
自律神経を整えしっかりと温度を管理できるようになる、
柔らかい筋肉を付けて血液循環を上げるなど、
体内で作られる熱量を上げ、身体内の環境を変化させることで、
自分の体で作れる「熱の量」を上げることができます。
- 一時的に外から体温を上げる方法
衣服着込む、
暖かい飲みものを飲むなど、
体の外から一時的に体を温める方法です。
これは一時的に体を温めることはできますが、
体本来の熱を生み出す力が強くなったわけではないので、
根本的な冷えを改善させるまでには至りません。
それでは、体本来の熱を生産するための能力を上げるためには、どうしたら良いのか?というと、
以下の方法がおすすめです。
①首、肩凝りの改善
②自律神経を整える
③ホルモンを整える
④きちんと入浴する
⑤適度な運動
⑥水分をきちんと補給する
これらの内容をしっかりと継続して行うことで、自らの体でしっかりと熱を生産できるようになります。
色々な体温を上げる方法を紹介します!
ご自身で簡単に体温を上げられる方法は以下の4つ
①飲みのは温かいもので摂取する
②衣服管理
③食事
④運動
<飲みものは、常温>
妊活中は食事や飲み物に気を付ける必要があります。
特に飲み物は「常温」や「ホット」が内臓を冷やすことなく、水分を効率良く吸収してくれます。
夏などは「冷たい飲み物」が美味しく感じますが、冷たい飲み物は内臓を冷やし、内臓の機能を低下させてしまい、
- 内臓の血流を下げる
- 腸の吸収率を下げるなど、
飲み物の温度を気を付けるだけでも、十分に効果があります。
<衣服管理>
冷えにもさまざまな原因がありますが、外気による冷えも体温を下げてしまう原因になります。
外気による冷えを予防するための基本は、「三首」と呼ばれる
- 首
- 手首
- 足首
この3つの部位を外に出さずに温めることが大切で、
この三首は皮膚が薄く、さらに太い血管も通っている場所でもあるので、外気の影響を受けやすく、体の冷えにつながります。
この三首が冷えると太い血管が冷やされ、血液が冷えやされしまい、冷たい血液が全身に運ばれてしまうようになります。
逆に考えると、三首をしっかりと温めることで、温かい血液を体中に行き渡らせることができ、
- 子宮
- 卵巣
- 腸など
妊娠にとって凄く大切な臓器を温めることができ、内臓機能のUPに繋げることができます。
<市販おすすめグッズ>
市販のものでも、体温を上げるあげてくれるものがあります。上手に使って体温を上げていきましょう!
- 腹巻き
腹巻きも形状や生地の厚みによっても、温かさは変わります。おすすめの生地はシルク。デスクワークの方は仕事中に着用しておくと、体が冷えにくくなります。
- カイロ
冷えを感じたら骨盤の中央後ろにある、次髎(じりょう)というツボと、おへその下にある丹田(たんでん)という2つのツボを温めてあげると良いです。
- 厚手の靴下
末端冷え性で足が冷えやすい人におすすめ。冬、夏場でも足が冷えやすい人は靴下を利用して冷やさないようにしましょう。
これら以外にも役立つグッズはたくさんあるので、自分に合うものを探してみて下さい!
<体温を上げる食事>
代謝をあげると言われる食べ物を積極的に摂取すると、体内で作られる熱量を増やしてくれます。
- 収穫、原産地が寒冷地
- 冬が旬
- 発酵食品
- 色味が暖色系
- 水分量が少ない
- 干物や乾物など、
加工方法や、収穫時期、原産地によって体を温めてくれる機能を助けてくれます。
- 根菜
(にんじん、かぼちゃ、ごぼう、大根、かぶ)
- いも
(さつまいも、里芋、山芋)
- 小松菜
- にら
- 魚の赤み
- 卵
- 発酵食品(味噌)
- 薬味野菜
(しそ、しょうが、にんにく、ねぎ、玉ねぎ)
食材によっても、体温を上げて血液循環をUPさせてくれるので、妊活中は意識して食べれると良いです。
<運動内容>
体を動かすことは、血行を促進させることができ、簡単に体温を上げるのに凄く効果的!
有酸素運動を行う時は、軽い強度・短めの時間から始め、最低4〜6週間はそのままの運動強度をキープして下さい。
それから徐々に時間を伸ばしていくとよいと言われています。
およそ、1回の運動を30分として、息が弾むくらいがちょうど良い負荷です。
無理のない範囲で初めて見ましょう。継続は力なりです。
<筋トレ内容>
有酸素運動に加えて筋トレを行うとより、基礎代謝を上げることができ効果的です。
理想としては、1セット8〜12回を2〜4セット行います。
注意していただきたいことは
- 同じ部位を毎日行わない
- 週2〜3回程度
- 負荷を強くし過ぎない
筋トレはトレーニングで筋肉の繊維を痛めることで、筋肉が修復、回復する過程で繊維が太く強くなるメカニズムです。
しかし、一般の人が強度を意識し過ぎていますと、
- 関節損傷
- 靭帯損傷
- 筋膜の歪み
- 筋挫傷
などの、いわゆる外傷と呼ばれる怪我に発展しかねません。
強度の目安としては、筋トレを行なった後日に心地よい程度の筋肉痛が見られる程度の負荷で行うようにして下さい。
<代謝と筋肉と熱>
自分の体内でいかに、熱を作ることができるか?が、妊活にとって大切になります。
熱生産が良い
=代謝が良いことで、
代謝というのは「日常を生活する」だけで、使われる消費エネルギーです。
この消費エネルギーは「筋肉の量」によって決められています。
ですので、
筋肉をつける運動は妊活にとって凄く効果的でもあります。
- 有酸素運動で血流の循環を上げる
- 筋トレで熱の生産量を増やす
運動をすることは体にとっても、「妊活」にとっても凄く効果的なのでオススメです!
まとめ
体温を上げることは、妊娠にとって良いことばかり。
- 卵子の中のミトコンドリアの機能がUPする
- 体中の細胞が働きやすくなる
- 血液が全身に運ばれやすくなる
- 消化吸収が良くなる
意識して取り組むことで体温は簡単にUPするため、
ぜひ、やってみてください!
焦らず、ゆっくりと地道に体を作っていくことが大切です。
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