2024.08.10 - Sat
【着床させやすくする方法はこれ!】免疫力を上げれば、受精卵が着床しやすくなります!
福岡県春日市にある
自律神経・妊活専門整体院PRANA
院長:森部 瑛二です!
今日のテーマ!
着床させやすくする方法!
「免疫力を上げれば、受精卵が着床しやすくなる!」
妊娠・妊活では、
あらゆる段階を経て
最終的には、
・着床するかどうか?
(陽性反応)
・着床して育つかどうか?
この2つが
最後の砦・山場になります。
いろんな方法・経過を経て
やっと卵子・受精卵が育っても、
着床して、
受精卵がしっかりと育たなければ、出産には繋がりません。
ですので
今回のブログは、
今ままでの妊活の頑張りを、
結果という「着床:陽性反応」を、いかに出しやすくするか?
①着床のメカニズムと、
②アプローチ方法
この2つをお伝えします!
キーワードは
「免疫力」と、
「受精卵の受け入れ」です。
まずは着床のメカニズムを理解しましょう♪
着床させるためには、着床のメカニズムを理解することが大切になります。
今やっている取り組みが、
なんのために、
やっているのか?
目的をしっかりと
理解することで、
余計な不安やストレスを
減るようになるため、
今、自分のやっている取り組みを、理解するようにしましょう♪
<着床のメカニズム>
①排卵する
⇩
②卵子が精子と出会い
受精卵になる
⇩
③受精卵が
お母さんの内膜に触れる
⇩
④受精卵が
お母さんの内膜に取り込まれる
⇩
⑤受精卵自身の力で、
細胞分裂を行い育つ
この流れは、
「自然妊娠」
「体外受精」など、
どんな方法を用いても、
最終的にはお母さんの体内に戻るため、「着床過程は同じ」です。
受精卵は体からすると「異物」として、処理される!
ここからが
大切な話しになりますが、
受精卵というのは、
お母さんの体内で、
「お母さんの卵子」と
「お父さんの精子」が
出会って合体して
「受精卵」を形成しますが、
この受精卵は
お母さんの体からすると、
お父さんの遺伝子情報が入った、自分の体に存在しない別の細胞として認識されてしまいます。
見方を変えれば、
受精卵は、
お母さんの身体からすると、
「異物」として
誤認されてしまい、
お母さんの体内への
侵入を防ぐために、
「免疫力」を働かせて、
内膜(体内)へと溶け込まさせないよう、防御システムが働くように出来ています。
この防御システムが
簡単に「着床できない」
要因になっているのです。
ですので、この防御システム(免疫)をいかに、
緩められるか?が、
・着床
・陽性反応を
出しやすくするための、
重要な鍵となるのです。
免疫力が受精卵の受け入れを許可する!
この受精卵の受け入れは、
内臓移植後の、
拒否反応と同じ原理です。
新しい細胞を、
体が受け入れられるか?
免疫力の「受容力」が、
着床の有無へと関わっています。
ですので、
この免疫力をいかに、
「過剰に働かせないか?」
⇧ここに対して
アプローチをすることで、
異物という認識の受精卵を受け入れられる状態を作ることができます。
具体的なアプローチ方法を紹介!
それでは、
受精卵を受け入れられるように
するためには?
①セックスの頻度を増やす!
②ビタミンDを摂る!
③内膜の状態を整える
④体の構造を整える
この4つが、
受精卵を受け入れやすくする
方法になります!
<セックスを増やす>
免疫というのは、
今まで経験が無い物に対して
過剰に働く特性があります。
これは、
逆の見方をすると、
お父さんの精子が、お母さんの身体へ触れる機会を増やせば、免疫が過剰に働かなくなるということになります。
ポイントとしては、
お母さんの身体が、
お父さんの精子に慣れること!
これを解決する
秘策としては、
「時間」
「接触頻度を増やす」
⇩
お父さんの精子が、お母さんの体内にいる期間(時間)を増やすことです!
精子の寿命は
3日持つと言われており、
3日間は精子がお母さんの体内に触れ続けている状態であるということになります。
では、
3日置きに愛し合うと、
どうなるでしょうか?
合計6日間お父さんの精子が、お母さんの身体は触れ続けている状態になるため、精子に対する「慣れ」が生まれます。
この慣れが免疫の寛容力(受け入れ)に繋がり、着床力を上げる要因になるのです。
ですので、
お母さんの体内に異物と認識されないように、排卵日問わず「愛しあうこと」
これは、
人間関係を構築する
流れと一緒で、
今までは知らなかった
赤の他人(精子)が、
⇩
会う頻度(精子がお母さんの体内にいる時間)が増えることで、
⇩
顔見知りになり(免疫が精子を危険ではないと判断し)
⇩
友達になる
(内膜への取り込みを許可する)
こんな流れが出来れば、受精卵を「着床」しやすい状態になります。
ですので、
排卵日以外の時期でも、しっかりと「愛し会うこと」が「受精卵の受け入れ」を促す役目になるということです。
<ビタミンDを摂る!>
そして、
受精卵を受け入れやすくするためには、「免疫力を上げる」ことも凄く大切です!
免疫力を上げる=
強い身体になることです。
免疫力が高いと
風邪をひかないのは、
⇩
弱い菌では体が動じない
強い状態になるからなんです。
これは、
異物である精子を受け入れる
「寛容力:受け入れる力」とも
捉えることができ、
「精子」
「受精卵」という異物に対して、
お母さんの身体(免疫)が、
・反応しない
・動じない
強い身体になるため、
「受精卵」の受け入れを
しやすい状態になります。
特にビタミンDには、
「免疫調整の働き」があるため、
しっかりと、
・ビタミンDを摂取する
・30分以上の日光浴で、
ビタミンDを生成する、蓄積させることが大切になります!
<内膜の状態を整える>
受精卵を受け入れるためには、
その受け皿となる「子宮内膜の状態」が非常に重要になります。
受精卵が子宮内膜にコンタクト(接触)した際に、
・炎症がある
・栄養が少ない
・酸素が少ない
・内膜が薄い状態であると、
受精卵の取り込みが
円滑に出来ません。
ですので、
子宮内膜を整えるために、
・血流を増やす運動
・炎症を改善させる
・十分な栄養を摂る
・腸内環境を整えるなどの、
アプローチを行い、
子宮内膜の鮮度を保つということが必要になってきます。
受精卵が一番最初にコンタクト(接触)する大事な部分が、
子宮内膜なのです。
<体の構造を整える>
「卵子の質」
「内膜の状態」
「炎症を抑える」
「免疫力」など、
妊娠や健康において大切なのは、
「血液循環を滞らせない」こと。
いわゆる、
「血流」
「血流量」が
非常に大切になります。
この2つを
コントロールしているのは、
・自律神経と、
・筋肉、内臓の柔らかさ
身体の構造面なのです。
交感神経が優位か?
副交感神経が優位かによって、
子宮・卵巣内の血流が著しく変化するという研究結果があります。
交感神経優位 → 血流・量低下
副交感神経優位 →血流・量増加
このような結果があり、
子宮・卵巣周囲には、小さくて細かい毛細血管が密集しており、
血流を送る血管は、
「内臓」
「筋肉」
「組織内」を通ります。
これらの組織が、
・ガチガチで動かない
・筋肉が硬い(凝り)
・内臓が硬い状態であると、
血液を介して
・栄養を送れない
・酸素を送れない
・ホルモンを送れない
・老廃物が貯まるなど、
「子宮内膜の発育」
「卵巣の状態」に
悪影響を与える要因になります。
ですので、
・ヨガ
・温活
・運動
・マッサージ
・整体
・鍼灸などで、
「血液循環の促し」
「身体を柔らかくする」ことで、
「子宮・卵巣の状態を良くする効果」があるため、ぜひ、妊活に取り入れたいアプローチです!
まとめ!
「受精卵」は
お母さんの身体からすると、
「異物」という今までに無い、
新しい細胞という誤認によって、
免疫力という防衛システムが
発動してしまうことで、
着床(受精卵の受け入れ)が
しづらい状態になっています。
受精卵を
着床させるための条件としては、
①セックスの頻度を増やす!
②ビタミンDを摂る!
③内膜の状態を整える
④体の構造を整える
この4つを意識して、
生活・妊活することで、
受精卵を寛容(受け入れ)を
良くする条件が整います。
・体外受精
・自然妊娠で、
着床しない事(陽性反応が出ない)でお悩みの方は、上記の内容を取り入れてみてください♪
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