2023.04.04 - Tue
【寝違いを甘く見てたらだめ!】寝違いに潜む、深刻な体の歪み!
自律神経専門整体院PRANA
院長:森部瑛二です。
今日のテーマ
「寝違いに潜む、深刻な体の歪み!」です。
先生、首を寝違えて痛いんです。
ほっとけば、治りますか?
って、質問はよく聞きます。
答え:ほっとかないで!
それ、体が硬くなっているサインです!
寝違えは、身体が硬くなっているサイン!
朝起きて、首、肩、腰が痛い。寝違えかな?って、思っている人!
実はこれ、「硬膜」という凄く大切な身体の組織が硬くなっているサインなんです。
硬膜は私たちの身体に凄く重要な組織であり、
・脳から、
・脊柱の中
・骨盤
・アキレス腱まで、
この「硬膜」という一つの薄い膜状の組織で繋がっています。
硬膜は頭の先から、足首までを包み込む凄く大切な組織ですが、一定以上の疲労やストレス(肉体的・精神的)を感じ続けると、この硬膜が硬くなってしまいます。
この硬膜は、体の中心を通る組織であり、この中心組織が硬くなると、体の細い部分(弱い部分)である、足首・首・手足の指先が中心部に引っ張られてしまい、寝ている時に「攣る」、「痛み」が出るといった状態になり、
・手足が攣る
・体の柔軟性が低下する
・寝違える
・頭痛がする
このような症状は「硬膜が硬くなっている」症状でもあり、硬膜が硬くなればなるほど、少しずつ攣る症状が増えたり、寝違える回数が増えるようになります。
身体が硬い人は、硬膜がガチガチ!
硬膜は私たちの「自然治癒力」と深く関係しており、硬膜の中に「脳脊髄液」という、神経や細胞に必要な栄養素を含む、大事な体液を運搬しています。
この硬膜が硬くなると、「脳脊髄液」を全身に送り出せなくなり、結果として「身体が硬くなる」
身体の硬さ = 身体の回復力です。
この硬膜が硬くなればなるほど、
・頭蓋骨
・脊柱
・骨盤
・筋肉
・内臓
など、様々な組織の硬さが見られ、結果として「身体の治癒力が低下」、自然治癒力が発動しなくなります。
長年施術をしていて、この人の身体硬いなぁと思う人のほとんどの人は、「硬膜が硬い」です。
硬い身体には、睡眠が一番大切!
硬膜が硬くなる原因は、過度の精神・身体的ストレスです。ですので、一般の方ができることとして、「十分に睡眠」すること。
睡眠はやはり、身体を回復させるためには必ず必要となります。
身体が調子悪ければ悪いほど、たっぷり睡眠するように心がけてください。
硬膜が一定以上硬くなりすぎると、自身の自然治癒力で回復できなくなります。
たくさん寝ても調子が変わらない場合は、硬膜・頭蓋骨の施術を得意とされている専門の方に、任せるようにした方が良いかと思います。
まとめ
安易に捉えられがちな、「寝違え」ですが、放ったらかしにしていると、大変なことになります。
自分自身の身体を大切にするために、「食事」「睡眠」「休息」の3つと、精神衛生を保つように心がけてください。
ご拝読ありがとうございました。