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2024.05.17 - Fri

自律神経による「胃・心臓・消化器症状」のメカニズムを徹底解説!

吐き気

福岡県春日市にある
自律神経・妊活専門整体院PRANA
元理学療法士
院長:森部 栄二です。

 

今日のテーマ

 

「自律神経による胃・心臓・消化器症状」のメカニズムを徹底解説!

 

自律神経の乱れによって起こる
症状に多いのは、

 

・動悸や心拍数増加
・息苦しさ、喉の詰まり
・吐き気、胸焼け、食欲不振
・下痢、便秘、腹痛など、

 

「胃症状」
「肺症状」
「心臓症状」
「消化器症状」

 

多く見られます。

 

肺・心臓の症状は「命」に関わりかねない部位なので、心配になりがちですが、これも「自律神経の乱れ」による症状なんですね。

 

それではなぜ、

 

自律神経が乱れることによって、

 

「胃症状」
「肺症状」
「心臓症状」
「消化器症状」が起こるのか?

 

それは身体の中で一番強い副交感神経である「迷走神経」

 

①延髄

②頚部(気道・食道エリア)

③肺・心臓

④胃

⑤下腹部の内臓(腸・大腸・膀胱エリア)を、

 

コントロールするように走行しているからです。

⇩⇩⇩⇩

イラスト

※黄色いのが副交換神経です。

 

こうして解剖を見てみると
一目瞭然ですね。

 

しっかりと、

 

・延髄
・頚部(気道・食道エリア)
・肺、心臓
・胃
・下腹部エリア(腸・膀胱)を、

 

迷走神経が走行していますね。

 

この迷走神経は
副交感神経として、

 

・身体を緩ませる役目
・血流を促す役目
・身体を回復させる役目

 

担っていますが、

 

このように、交感神経>副交感神経

 

⇧自律神経が乱れ、
バランスが崩れると、

 

・延髄
・頚部(気道・食道エリア)
・肺、心臓
・胃
・下腹部エリア(腸・膀胱)

 

これらの臓器は
「働きにくくなります」

 

その結果として、

 

<一般機能症状>

 

・心配性
・鬱
・睡眠障害
・無力症
・痙攣体質

 

<局所機能症状>

 

・胃内空気貯留
・消化不良
・大腸疾患
・前胸部痛
・心臓律動障害
・呼吸困難
・泌尿生殖器障害
・不妊など、

 

自律神経の「迷走神経の走行」にある臓器の不調が大きく出てくるようになるのです。

 

 

原因は背骨の歪みか?末梢の歪みか?

 

イラスト

 

そもそも自律神経とは、

 

脳から出た神経が、

脊柱・骨盤を通り(脊髄へ移行)

脊髄が脊骨の間から、
「内臓」「筋」組織に付き、

 

脳と内臓(組織)と情報の交換を円滑にすることで、何不自由なく全自動で「生活できるようになる」のですが、

 

この脳を取り囲む「頭蓋骨」
脊髄を取り囲む「背骨・骨盤」に「歪み」がある。

 

もしくは、

 

脊髄から出た神経が
内臓・組織にたどり着く前に、

 

「圧迫」
「緊張してしまう」と、

 

脳と内臓とのやり取りが正常できないようになるため、

 

やがて、
内臓や組織が動けなくなり、

 

結果として
「不調が出てくる」

 

これが自律神経症状が起こる簡単なメカニズムです。(難しいので簡単に表現しています)

 

ですので、

 

自律神経を整えるアプローチ方法としては2つ

 

①頭蓋骨・背骨を整える

 

②内臓や組織周辺にある
副交感神経を整えること

 

この2つを整えることで、自律神経を整えることができます。

 

 

迷走神経(副交感神経)のアプローチ方法!

 

それではこの乱れた自律神経をどう調整するのか?

 

それは迷走神経に直接的に局所的アプローチをする他ありません。

 

例えば、

 

自律神経の乱れによって、

 

・動悸
・胸部痛などの

 

「心臓の症状」があると
仮定した場合、

 

心臓周囲を走行する「迷走神経」に、体表から直接的にアプローチする必要があります。

 

<胸部における迷走神経>

イラスト

※黄色の線全てが迷走神経です。

 

⇧この場合、
心臓周囲を取り囲む、黄色の神経に対して「アプローチ」をするということです。

 

写真

 

⇧方法としては、
①体表から「迷走神経に向けて」軽くて優しい圧を加えてリリース(緊張を解く)させる。

 

もしくは、

写真

⇧※左内胸動脈のリコイル

 

②患者さんの深呼吸に合わせて組織を離す(リコイルテクニック)

 

この2つを、

 

症状の原因となっている「局所部位」に行うことで、

 

硬く動かなくなった、組織・神経・動脈の働きを呼び起こすことで、自律神経のバランスを整えることができるのです。

 

 

一度乱れると、自己修復は困難になります。

 

写真

 

自律神経が乱れた最終形態はどうなるかというと、

 

「うつ病」
「自律神経失調症」などの

 

診断名が付き、

 

・動くのがやっと
・生きるのがやっと
・社会に復帰できないなど、

 

元の元気で楽しい生活に戻れなくなる人がほとんどです。

 

それはなぜか?

 

一度大き乱れた自律神経は、

 

「自分で修復する」
「自分で回復させること」は、

 

凄く難しいからです。
(ほぼ無理に近い)

 

本来であれば「自律神経が乱れる前に」なんとかするのがベスト。

 

ですが、

 

一定以上、
自律神経が乱れてしまうと、

 

自分の力では元に戻ることができない領域まで身体の機能が落ちるため、「ただ不調になり続ける一方」です。

 

そんな時に、

 

私たち(治療家)のような、身体の事を熟知した専門家によって、

 

身体に刺激を加えて、

 

「元に戻る力」を
呼び起こしてもらうこと。

 

身体を整えてもらうこと。

 

自律神経症状を改善させるためには一番手っ取り早い方法だと思います。

 

なんでかって?

 

自律神経の症状を抑える(誤魔化す)薬はあるけど、自律神経を整える薬はないから。

 

結局は、

 

構造である骨格、神経、
内臓、関節を整えて、

 

「治る身体にすること」
「身体の治る力を引き出すこと」

 

自分の心・身体が壊れる前に、
人に頼ってくださいね。

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