2024.05.31 - Fri
【起立性調節障害の改善方法を考える!】改善のポイントは神経・血管と脳を整えること!
福岡県春日市にある
自律神経・妊活専門整体院PRANA
元理学療法士
院長:森部 瑛二です。
今日のテーマ
【起立性調節障害の、
完治方法を考える】
「改善のポイントは身体構造と血管・神経を整えること!」です。
起立性調節障害って、
ご存知ですか?
これは、
自律神経の働きが悪くなり、起立時に身体や脳への血流が低下する病気です。
そのために、
・朝がなかなか起きれない
・朝の食欲不振
・全身倦怠感
・頭痛
・立っていると気分が悪くなる
・立ちくらみなど、
幅広い症状が出現し、
「学校に行けない」
「会社に行けない」など、
社会に参加することが
難しくなる病気です。
今日はそんな「起立性調節障害」について解説とアプローチ方法をお伝えして行きたいと思います。
起立性調整障害による
体調不良で、
・学校
・会社に
行きたいけど、
「身体がきつくて」
「行きたいけど、行けない!」
って、
悩んでいる方は多いと思います。
そんな方達に読んでいただきたい内容となっています♪
まずは、自分はどうか?チェックしてみてください!
▪️立ちくらみ、
めまいを起こしやすい。
▪️立っていると気持ち悪くなる、
ひどくなると倒れる。
▪️入浴時あるいは嫌なことを
見聞きすると気持ちが悪くなる。
▪️少し動くと
動悸あるいは息切れがする。
▪️朝起きられず
午前中は調子が悪い。
▪️顔色が悪い。
▪️食欲不振。
▪️お腹が痛くなる。
▪️倦怠感、疲れやすい。
▪️頭痛が高頻度である。
▪️乗り物に酔いやすい。
上記の項目で、
・3つ以上が当てはまる
・2つでも当てはまる場合、
起立性調節障害を
疑った方が良いです!
身体が環境の変化に対応できない状態になっている!
私達の身体は様々な変化
・気温、気圧
・体勢
・心の変化
・ストレス(肉体・精神的)
・時間
・血流
・血圧
・視覚的刺激
・聴覚刺激
・尿、便意
・発汗
・消化、吸収
・思考、イメージ
・活動などの
「外部刺激」
「内部変化」に対して、
オートメーション(自動的)に
柔軟に対応できるように、
「自律神経」が絶妙なバランスで完璧に調節してくれています。
ですが、
起立性調節障害の場合は、
この自律神経が、
・適切なタイミングで
・適切な度合いで、
働くことができずに、
「外部環境の変化」
「内部環境の変化」に
適切に適応できなくなってしまっている状況になっているのです。
起立性調節障害の症状と原因は様々ある!
起立性調節障害の主な症状は、
・立ちくらみ
・めまい
・動悸
この3つです!
症状の主な発生要因としては、
・入浴時
・ストレスを感じた時
・長時間の立位などで、
重症の場合は、
「失神を起こす」
こともあります。
症状の現れ方によっては
タイプ別に区別され、
<起立直後性低血圧>
・起立直後の急激な
血圧低下によって発症します。
<体位性頻脈症候群>
・血圧の変化に異常はないものの
心拍数が上昇し続けます。
<神経調整性失神>
・起立中に突然急激に
血圧が低下します。
<遷延性起立性低血圧>
・起立中に徐々に
血圧が低下します。
これらの症状は
一時的なものですが、
血圧が低い状態が続くと
寝起きが極端に悪くなったり、
・食欲不振
・顔色不良
・倦怠感
・頭痛などの症状が、
続いたりすることによって、
日常生活や社会生活に大きな支障をきたすこともあります。
起立性調節障害の低血圧のリスクを考える!
まず起立性調節障害の
病態から読み解くと、
①自律神経の乱れによって
⇩
②「幅広い様々な症状」
+
「血圧コントロールができない」
身体はこのような
状態になっています。
整体でアプローチする際に
注意しなければならなことは、
組織を「緩める過ぎる」
ことはNGです!
⇧血圧が決まるルールとしては、
「血流量」
×
「血管抵抗」によって、
=血圧が決まりますが、
・筋
・内臓などの
組織を緩め過ぎると、
血管が拡張し、
血管抵抗が下がることで
血圧が、
「上がってこない」
「下がりやすくなる」ため、
⇩
・意識消失につながる
・施術後に身体が重たくなる
・立てない
・朝起きれなくなるんです。
だから、
身体を整える際には、
過度に、
「組織を緩めない」
「揉まない」ことが、
凄く大切になるんです。
身体を緩ませ過ぎると、さらに翌日の朝に起きれなくなるので注意!!
整体師が伝える正しい起立性調節障害のアプローチ方法!
では、
「緩めない」
「揉まない」なら、
どんなアプローチを
するべきなのか?
それは、
自律神経のポイントを、
ピンポイントで整えること!
私達の身体には、
「交感神経」
「副交感神経」のポイントが
身体各所に点在しています。
そのポイントを、
的確に整えることが、
・自律神経失調症
・起立性調節障害を
改善させるためには
重要となります!
<自律神経のポイント>
①脳
②頭蓋骨
③脊柱
④骨盤
⑤内臓
⑥神経叢
⑦血管
この部位に、
「交感神経」
「副交換神経」のスイッチとなる
ポイントがあるんです!
⇧副交換神経系は、
「頭蓋骨」
「仙骨」にあり、
⇧交感神経系は、
頸椎〜腰椎(背骨)の横に、「交感神経節」というスイッチがあります。
そして、
内臓周囲にも
ポイントが存在しており、
副交換神経は、
脳から
⇩
喉(喉仏周囲)から
⇩
心臓(両サイド)
⇩
胃の回り
⇩
小腸・大腸周囲を
コントロールしており、
・脳
・喉(頚部)
・心臓
・肺、横隔膜
・胃、
・小腸、大腸
⇧これら臓器を整えることで、
自律神経が整うようになります。
また内臓周囲には、
⇧内臓をコントロールする「神経叢:神経が密集する場所」が沢山あるため、
・腹大動脈周辺、
・消化器系周囲を、
整えることで、
「血圧変動」
「頻脈」
「動悸」
「食欲不振」
「排泄症状」などの
症状を改善する事ができます。
ち・な・み・に、
「自律神経失調」
「起立性調節障害」には、
脳・頭蓋骨が最も大切な
治療なポイントで、
・自律神経失調症
・起立性調節障害
・精神症状のほとんどに、
「左前頭骨の動きが硬くなる」
「左前頭骨が過膨張している」
「頭蓋骨の可動性が低下する」
このような状態になる
ケースがほとんどなので、
頭蓋骨を必ず
整える必要があります!
※頭蓋骨は動いています!
また脳自体も、
⇧
左脳は交感神経
右脳は副交感神経を、
優位にコントロールしているため、自律神経が乱れることで、
・左脳自体が
過緊張状態になっていたり
・右脳と左脳のバランスが
崩れていたりとする
ケースが凄く多いことから、
「頭蓋骨」
「脳」は
自律神経を整えるためには
外せない治療ポイントになります!
自律神経を整える=
・気持ちいいこと
・リラックス
・緩めるなどの
イメージが強いようですが、
「血圧が低下する」
「めまいが起こる」場合は、
身体にある程度の緊張を
残しておきながら、
必要箇所をピンポイントで整えていく必要が大切なんです!
(交感・副交換症状を見ながら、バランスを整えることが大切!)
当院では、
「ありふれた症状」から
「原因不明な症状」
「難病」含めて、
幅広い症状に対して
施術を行っています。
不調でお困りの方は、
ご連絡・ご相談くださいませー。