2024.07.02 - Tue
【面白い症状改善報告?】バリウムを飲んでからの、腰痛・下肢の重だるさ!
福岡県春日市にある
自律神経・妊活専門整体院PRANA
院長:森部 瑛二です。
今日は症状改善報告?です!
今回の症状改善報告は、
「治らなかった報告」です!
ちょっといつもとテイストが
違った症状だったので、
面白かったのでご紹介します!
<症例患者>
年齢:30代後半
職業:建設業
症状:腰痛、腰から下の重だるさ
・立位
・寝返り
・前屈にて
「腰が痛い」
「重だるい」とのことで、
当院を来院されました。
〜評価内容と症状〜
①立位での重心の評価
②前屈動作のチェック
③寝て腰を左右に倒す
これらの評価を実施し、
<立位評価>
⇩
体幹の右回線が強く見られ、重心が左前足部に移動している状態。
下肢の捩れが腰・体幹を回旋させていた印象でした。
また「下肢の重だるさ」を訴えられていました。
<前屈動作>
⇩
体幹の前屈動作にて、
・下部腰椎
・腰仙椎移行部
・仙骨、鼻骨移行部など、
腰〜臀部の痛みと違和感
<主症状>
「腰の痛み」
「腰〜下肢の重だるさ」
この2つが主な症状です。
〜施術内容紹介〜
当院の施術では「傾聴」にて、
「治療部位」の選定を行います。
傾聴とは?
お客様の身体に「施術して欲しい部位を聴く行為」です。
ん?( ・∇・)笑
何言ってる?って感じですね!
まぁ、
当院は一般的な「医療&施術」から、全然かけ離れているので…。
ですが、
きちんと「アプライドキネシオロジー」とい学門体系を元に施術をしています。
⇩⇩⇩⇩
これですね。
簡単にお伝えすると、
身体に必要な情報を入れると
「筋力が一時的にUPする」
身体に悪い情報を入れると
「筋力が一時的に低下する」
このような法則が、
私たちの身体にはあります。
(例)
・砂糖や人工甘味料
・ネガティブな言葉
・ネガティブなイメージ
・場のエネルギー
・重金属
・食べ物、飲み物など、
自分の身体に合わないものは、身体が拒絶するために「筋力が弱化」します。
身体は「自然と同様」
移ろい変わりゆくもの。
身体のその時の状況
・タイミング
・免疫の状態などによって、
「検査結果は変わります」
当院ではこの
特性を生かして、
「施術ポイントを探る」
⇩
「施術する」
⇩
「身体の変化を確認する」
大体当院の施術はこのような流れになっています。
そして出た検査結果から、
①頭骸骨(全部)
②硬膜
③胸郭上孔
④S状結腸、直腸
⑤上行結腸
⑥腸間膜
⑦左右腸骨
⑧仙腸関節
⑨経絡的なポイント
一応これで「身体全身」を
調整しました!
一度これで、
起立してもらい、
これでどう?
ドヤァ( ´∀`)
お客様
……。
最初よりかは、
「痛みも減ったし」
「下肢の重さも減った」けど、
d( ̄  ̄)……。
納得がいってないご様子。
↑
この姿を見て、
あれ、これで症状残るんだ。
ちょっとおかしいなぁ。
(心の声)
ちなみに、
この時、
①立位での重心の位置
②身体の捩れ
③寝て腰を左右に倒す
この3つは、
改善/問題なしでした。
症状の原因はバリウムでした。
施術をしていくなかで、
なーんか、
「腸が気になる」( ̄^ ̄)
⇧
腹部は指圧にて
色々な情報が分かります。
施術しても腹部の緊張が抜けないのは可笑しい…。(普通は施術で緊張が抜けて来る)
それに、このお客様は、結構お腹が張っていることが多い…。
私:
「最近、便通はどうですか?」
客:「んーまー、
変わりないかなー?」
私:
「毎日、お通じ出てますか?」
客:「毎日はで出らんよ!」
(この腸内環境の悪化を示唆)
客:「しかも、健康診断でバリウム飲んでから、もっと悪くなった!」
私:ナンテコッタΣ(‘◉⌓◉’)
原因は、
それですよ!!!!
バリウムと症状を考察する!
バリウムは「胃部X線検査」に使用され、胃・食道、十二指腸の食物の流れを確認するために飲む検査薬です。
検査後には下剤を飲んで、バリウムを体外に排出させます。
バリウムは胃液・腸液に溶解しない性質を持っており、飲み込んでも消化器官から吸収されないためです。
またバリウムは、
水と粘着剤は含まれるためどうしても「便を固めてしまう特性」があります。
これは体内で、
・便の排出困難
・腸の重さがU P
・骨盤・下肢の血流低下
この3つを引き起こします。
⇧今回はこれの特性により、
①小・大腸の機能低下が起こり、
②「腸の蠕動運動の低下」
「排出困難で腸が重くなる」
⇩
これにより、
③「血管圧迫・血流の低下」
⇩
④「虚血により下肢血流の低下」
⇩
⑤痛み・下肢の重だるさの出現
このような流れで症状が
出現していました。
腸のトラブルは、
「腰・骨盤背部の症状」
「下肢の違和感」
「下肢の震え」など、
骨盤から下に症状を散らすケースは多いです。
そのため、
「血管に対するリコイル」を、
・総腸骨動脈
・大腿動脈
・膝窩動脈に対して、
「血流の促し」
「血管の緊張」を
取り除くことで、
違和感の消失
体幹前傾時の痛み軽減が見られ、
お客様も喜んでおられました!
ですが、
症状は全部取れずに、
今日はここまで!
・腸内環境の改善(水、食物繊維を意識して摂る)をアドバイスして終了。
結果:症状の完治はできませんでしたが、大幅改善が見られました。
このケースは「腸の蠕動運動の改善」が見られなければ完治は難しく、「日にち薬が必要」と伝え終了しました!
最後に、
お客さん「健康診断終わってから、調子悪くなったもんなぁ」って言われてました。
気づけてよかった♪
今回はレアな症例でしたので、
ご報告しました( ´∀`)