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2024.08.19 - Mon

【症状改善報告と解説】膝が痛くて、半年間病院通いした女性!

膝の痛み

福岡県春日市にある
自律神経・妊活専門整体院PRANA
院長:森部 瑛二です。

 

今日は、

 

「症状改善報告」と
その「考察」です!

 

<一般情報>

 

・50代女性
・診断名:不明(病院受診済)
・運動習慣:週4回

 

⭐︎運動内容

・ダンス
・筋トレ(パーソナル)

 

 

<症状>

 

①半年前から両膝が痛い

 

⇨横坐りすると膝が張る
⇨初動が動かしづらい

 

②首が痛い

 

⇨首は可動性低下
⇨痛みあり

 

③右肩〜指にかけての痛み

 

⇨マウス操作にて、
中指・人差し指が痛い

 

④不眠が1ヶ月続いている

 

⇨寝付きが悪い
⇨途中で起きる

 

<病院受診にて>

 

・半年前から両膝の痛みが出現

・画像所見:筋の微弱損傷あり

・横坐りにて、顕著に膝の痛みと違和感の出現し、初動時の動かしにくさあり。

・病院で行った治療内容

①半年間リハビリ
②薬(血流を良くする薬)
③注射(ヒアルロン酸)

 

これらを半年間ほど実施するも、

 

大きな改善見られず、

 

本人も対処療法だよね…。
本当に意味あるんかな…。

 

との思いだったため、
今回、当院をご利用されました。

 

 

施術による改善点

 

写真

 

本日は2年ぶりかな?

 

久しぶりに再来院された
お客様でした。

 

パッと見た感じ、

 

①両膝の痛み

「原因は膝じゃない。」と判断。

 

・腸骨(骨盤)の可動性低下と、
・臀部周囲筋の柔軟性の低下

 

この2つの影響が
膝へと強く出ている印象。

 

②不眠

思考の繰り返しによる、頭蓋骨の可動性低下と、それによる脳の過緊張状態により、自律神経活動が高まっている。

 

③首の痛み

頭蓋骨の可動性低下と脳の過緊張による、首への影響。

 

④指の痛み

右上肢全体の組織内圧の上昇と、
体幹筋連結による筋滑走障害。

 

とまぁ、

 

「身体全体の構造的なトラブル」

「思考による自律神経の乱れ」

 

この2つの影響によって
症状が出現していました。

 

施術ではやることが多く、

 

1回の施術で全てを
整えるのは難しかったため、

 

今回は整えれる範囲での
施術を実施。

 

約90分の施術によって、

 

①「横坐り」

スムーズに動作可能!

 

②「指の痛み」

多少の違和感あるも、
痛みの軽減と動作がスムーズに!

 

本人の身体的な感覚としては、

 

・全身が緩んだ
・膝周囲が緩んだ
・痛みが減った
・スムーズに動かせるなど、

 

施術後、施術中にしっかりと効果を実感していただき大変良かったです♪

 

今回は症状の8割ほどは改善できたかと思いますが…

 

・頭蓋骨の可動性
・脳の過緊張
・治療点のリリース困難

 

この3つが残ったため、

 

おそらく、

 

症状は施術後よりも多少戻るかな?って感じがあると、

 

本人にお伝えして近々また来院するように伝えて終了しました。

 

①頭蓋骨の可動性が残る
②治療点がリリースされない
③不眠期間が長い場合は、

 

症状の戻りが起こる場合が
多い印象にあります。

 

 

体の自然治癒力は「睡眠時」に発動しているので、「不眠」は一番に改善しないといけません。

 

ですので、

 

不眠が治るまでは、施術をしっかりと受けた方が良いですし、

 

寝れない状況が続く場合は、

 

・整体
・休息
・リラクゼーション
・運動などの方法で、

 

自分の身体を整えるように
心がけましょう!

 

 

具体的なアプローチ内容紹介!

 

背骨の検査

 

今回のケースでは、

 

膝触診時に、

 

膝に原因がないなと
感じていました。

 

腸骨本来の呼吸(可動性)が低下したことで、筋連鎖によって膝周囲の筋の滑走が不十分に起こっていない状態でした。

 

主なアプローチとしては、

 

・蝶形骨
・側頭骨
・脳の緊張
・感情
・思考
・チャクラ
・腰椎3番
・腸骨周囲筋
・直腸
・空間の歪み
・右肋骨
・右肩甲骨
・前腕筋間中隔etc

 

これらを中心に、

 

「組織の調整」
「アジャスト:矯正」
「リコイル:組織矯正」
「リリース」を行うことで、

 

ある程度の症状と、
身体を整えることが出来ました!

 

身体の状態が、

 

・捩れたり
・歪んだり
・固くなったり
・動かなくなったり
・痛みが出たり

 

何かしらの変化が起こってから、
時間経過が長いと

 

症状・身体が改善するまでに、

 

「回数」
「時間」がかかるので、

 

なるべく早めに、何かしらの対処をすることをおすすめします♪

 

 

施術をしてみての感想!

 

写真

 

今回の両膝の痛みの原因は、

 

「臀部の筋の柔軟性低下」と、

 

それに伴い、

 

「腸骨の可動性が低下」により、

横坐り時に、膝へと負担が加わり膝に痛みが出た。

 

そんな流れでした。

 

お客様とお話しをしていると、

 

ちょうど半年前から、

 

「尻トレ」に力を入れてパーソナルトレーニングを始めたとのことで、どうやらそれが原因だったみたいです。

 

写真

 

⇧ウエイトを使って100kg程、挙げられるようになったとのことでしたが…

 

原因は完璧にそれでしたね。

 

ウェイトトレーニングは、筋肉を肥大させることはできますが、「バランス」が大切です。

 

同じ部位ばかりトレーニングすると、身体全体の筋肉のバランスが崩れるため、怪我・故障の原因になるので、注意しましょう♪

 

 

イラスト

 

⇧私達の筋肉は、

 

・筋
・内臓
・靱帯
・骨などに付着しています。

 

どこかの筋・組織が固くなると、それと関連している組織は自然と固くなります。

 

イラスト

⇧こんなイメージですね。

 

特に横坐りは、

 

写真

 

⇧骨盤がより複雑な状態になる。

 

・左右の骨盤の高さの違い
・骨盤が後方に傾くため、

 

「臀部」
「股関節」

 

の2つの周囲にある組織の柔軟性が非常に求められる姿勢になるのですが、

 

今回のケースでは、

 

イラスト

 

「過剰に臀筋を鍛えすぎたため」

股関節・骨盤周囲の柔軟性が低下したことで、膝に負担がかかった。

 

このような流れだと
考察できますね。

 

トレーニングは、

 

「ウエイトトレーニング」より「自重トレーニング」の方が、

 

怪我も少なく、パフォーマスも十分に上げられますよ!

 

写真

ウエイトトレーニングを一切せずに、初動負荷理論で長い選手期間と結果を出し続けたイチローと、

 

写真

ウエイトトレーニングによって、怪我が多く成績が振るわなかった清原選手

 

この2つの比較すると、

 

どちらのトレーニング理論が良いのか?分かるかと思います。

 

今回は1回の施術で
8割程度は改善できましたが、

 

大切なのは、

 

効果がどれくらい持続するか?

 

今後も経過を診ながら、フォローアップしていきたいと思います♪

 

 

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