2023.06.11 - Sun
【保険適応でのメリットまとめ!】不妊治療費と保険適応と妊娠について!
福岡県春日市にある
自律神経・妊活専門整体院PRANA
元理学療法士
院長:森部 瑛二です。
今日のテーマ
「妊活専門整体院が教える!不妊治療費と保険適応、妊娠について!」
2022年4月から不妊治療が保険適応となりました。
妊活をしている夫婦で
やはり問題となるのが、
- お金
- 年齢
- 時間
この3つが不妊にとって
凄く大事な要素!
その一部である「お金の負担」が少しだけでも軽くなったのはありがたいですね!
不妊治療を保険で受けるのには、「条件」があります。
条件は治療内容に
よって違います。
- タイミング法
- 人工授精は
どなたでも保険治療を受けることが出来ますが、
「体外受精」
「人工授精」
「顕微授精」の3つは、
治療を受ける奥様の
「年齢」
「適用回数」に
条件が定めされているので
注意しましょう!
条件は以下の通りです。
・妻の年齢が40歳未満
→1子につき、最大6回まで!
・妻の年齢が40歳〜43歳未満
→1子につき、最大3回まで!
ここで注意して欲しいことは、
保険が使える人は、
「43歳まで」
保険適応に年齢制限あるということに、少し疑問や嫌な気持ちを感じる人はいるかと思いますが、
・年齢を重ねるにつれて体外受精の成功率が下がる
・43歳を過ぎると体外受精で出産に至る割合が5%以下になる
などの、理由が大きく関係していると言われています。
ですので、保険を使って不妊治療を行いたいと考えている人は、
「年齢制限と回数制限がある」ということだけ、認識しておいて下さい!
なお、
①各種検査:血液検査、子宮卵管造影検査、精液検査
②タイミング法
③排卵誘発法
この3つは、
既に保険が適応されています。
保険が適応されると、どれくらい費用が安くなるのか?
- 人工授精
- 体外授精
- 顕微授精
負担額が治療費の3割になる!
窓口で支払う金額が約3分の1になり、金銭的なハードルは大幅に低くなりました!
ちなみに、保険が使用できる回数以上を超えると、
実費での不妊治療に切り替えられます。
人工授精にかかる費用
保険適用での人工授精の場合、夫婦が支払う額は1〜2万円程度!
・診療、検査、薬代:約1万円
・人工授精1回:約5,000円
合計:1万5,000円です。
※あくまで目安
保険の回数制限を超えて、
人工授精を受ける場合には、
・診療、検査、薬代:約3万円
・人工授精1回:約2万円
合計5万円になります。
体外授精にかかる費用
保険適応での人工授精の場合、夫婦が支払う場合は20万円程度!
・採卵費:約15万円
・移植費:約5万円
合計:約20万円
保険の回数制限を超えて、体外授精を実費で行う場合には、
約70万円も
かかるようになります。
今回の保険適用でかなり負担額が減ることになりますね!
顕微鏡授精にかかる費用
保険適用での顕微授精の場合は、自己負担額は約40万程度です。
顕微授精は体外受精に比べて、工程が多くなるため、費用も高くなります。
採卵や採精の方法によっても、多少の費用が異なりますが、
体外受精の料金や、
胚の移植料金にプラスで、
5〜6万円かかります。
※こちらも医療機関によって費用が異なるため、
多数の病院の費用を比較して検討することが良さそうですね!
不妊治療に保険適用できるメリット
不妊治療に保険適用できることによるメリットをご紹介♪
<経済的負担が少なくなる>
不妊治療にはこれまでにも、助成金などの制度はありましたが、
結果として負担額が高額になってしまうことが多くありました。
しかし、
不妊治療が保険適用されることで、負担額が「3割」なので、経済的負担は軽くなります。
<出産前向きに考えられる>
歩に治療に保険が適応されると、治療を前向きに「チャレンジ」できるのもメリットです。
子供は欲しいけれど、費用が…。
高い費用をかけてチャレンジしても、必ず授かる保障がないのが
大変な不妊治療です。
それが、保険が適応されることで、前向きにチャレンジできる回数が増えることは、大変良いことではないでしょうか?
不妊治療の保険適応のデメリット
<助成金よりも高くなることも…>
保険が適応されることによって、助成金が出ていた時よりも高くなる場合も出てきます。
これまで、日本には不妊治療に取り組む方に向けて、
全国一律で1回当たり30万円の助成金を支給する制度がありました。
しかし、この助成金が保険適用によって、原則的に国の助成金が廃止されました。
保険適用するのであれば、金銭的な負担が減ると思われがちですが、
実は住んでいる地域によっては、逆に負担が増えてしまうケースもあるのです。
<治療が標準化され患者に合わせた治療ができない!>
不妊治療が
保険適応されることにより、
「誰もが平等に受けられる治療」にする必要があります。
(医療の標準化の確立)
つまり、保険適用されることで不妊治療を受ける患者は全て同じ標準の治療となります。
今までは、保険が効かない分
夫婦の状態に合わせた
「最適な不妊治療」を受けられていました。
しかし、
保険が適用されたことによって、
治療内容の自由度が減ってしまったことは、凄く残念だと感じています。
当院が感じる不妊治療の保険適用と考え
妊活を専門とする当院では、
不妊治療に、
保険が適用されたことは…
凄く良かった!と思っています。
保険が適用されたことで、
不妊治療に対して、
- 前向きに慣れた
- 積極的に行える
- 気軽に受けられるなど、
一番大きい「金銭問題」が解決されたことは凄く良かったと思います♪
これによって、今まで金銭的理由で諦めていた夫婦が、
・不妊治療を受けられる
・不妊治療を続けられるように
なったことは、
ありがたいですね!
数多くの不妊に悩む夫婦が、「不妊治療を受けられる」ことは大変素晴らしい!
ですが、
「日本の不妊治療の成績」が良くないことは変わっていません。
私が日本の不妊治療に
思うことは、
もっと、
しっかりとお母さんとなる人の
- 栄養のこと
- 筋、骨格の状態
- 生活の背景
- 夫婦の関係
- お母さんの気持ちなど、
これから、妊娠をする人が
「安心して妊娠できる」関わり方をしてほしい!
そう思っています。
保険を使って不妊治療に参加する夫婦は増えたけど、
お母さんとなる女性の身体の
- 栄養状態
- 子宮、腸内環境の改善
- 血液の質の向上
- 脳機能の正常化
- 体の慢性疲労の除去
- 卵子の質を上げるなど、
妊娠に凄く大切な「妊娠基礎力を上げるアプローチ」は
未だ薬や点滴に任せきりになっているところは変わりありません。
妊娠に大切とされる
- 卵子の質
- 子宮内膜
- 女性ホルモンなどは、
実は薬や点滴では
作られないんですよね。
やっぱり、
妊娠力を上げるためには、
- 栄養価の高い食べ物
- 質の高い睡眠
- 自律神経が整う
- 体の慢性症状がないなど、
体の根本となる部分なのです。
- 良い生活習慣
- 体の慢性症状を無くす
- お母さんが安心して赤ちゃんを産めるビジョン
このような条件が揃うことで、
お母さんの「心と体がつながった状態」になります。
当院では不妊治療・検査はあくまでも、「妊娠のためにきっかけ作り」だと考えています。
ベースとなる「お母さんの身体作り」を基本に、不妊治療を組み合わせる。
そうすることで、
2つの相乗効果で、
お母さんが妊娠しやすい体質に変化すると考えています。
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